手軽に自然な血色感を出せることから、注目を浴びているクリームチーク。プチプラで販売されていることもあり、持っているよ!使っているよ!という方も多いのではないでしょうか。
けれどもこのクリームチーク、なかなか上手に使えないという方も多いみたい。
本記事では、クリームチークを上手に使うコツを紹介します。
クリームチークがうまくいかない原因と対策を知ろう!
それでは早速、クリームチークをつけようとしてもうまくいかない原因と対策からご紹介していきます。
①チークが「おてもやん」になるときはつけすぎかも
ほっぺたにまんまるのチークが目立ってしまい、いわゆる「おてもやん」になってしまうようなら、クリームチークをつけすぎているかもしれません。
クリームチークをまずは少量ずつ乗せて、鏡を見ながら徐々に重ねて濃淡を出すようにして使うとうまくいきます。
また、伸ばす時にまん丸の形を描くようにしてしまうと、幼い印象に見えてしまうことも。そこだけ目立つのを防ぐためにも、頬骨の形に沿って斜め上に引き上げるように入れてみるといいでしょう。
②ファンデが溶ける・はげるなら、商品の相性が悪いかも
ファンデーションが溶けてしまうようなら、もしかしたらクリームチークとファンデーションの相性が悪いかもしれません。
特に、油分の多いこってりとした使用感のクリームチークは、周辺のファンデーションを溶かしてしまうことがありますので、お使いのファンデーションとの相性が悪いように感じたら別のアイテムに切り替えてみてください。
そして、もし普段パウダータイプのファンデーションや、仕上げ用のフェイスパウダーの上からクリームチークを使っているようなら、相性が悪くなりがちです。パウダー系のアイテムと併用するなら、パウダータイプのチークを使ってみましょう。
③色が合っていないと、そこだけ浮いて見えるかも
クリームチークの色が肌に合っていない場合、塗った部分だけ浮いて見えてしまうことがあります。自分の肌の色と比較して、色が暗すぎたり、鮮やかすぎたりしていませんか?
購入時、できれば店頭で色を試せると失敗なく済みますよ。手の甲に出して伸ばし、顔の近くに手を持っていって鏡で見てみると、自分の肌の色に合うかどうかが分かりやすいです。
もしクリームチークを塗るのに失敗してしまったら?
メイクに失敗してしまったときはついつい慌ててしまいがちですが、まずは落ち着いて。
クレンジングをしてメイクをやり直すのももったいないですし、次に紹介する2つのアイデアでリカバリーができないか試してみてください。
つけ過ぎたら、指やパフでぼかしてなじませよう
万が一つけすぎてしまった場合、まずは指やパフでぼかしてみましょう。特に外側に向かって薄くなるようになじませていくのがコツです。
油分が多いクリームチークの場合、指でぼかすだけでもだいぶ馴染んで見えることがあります。
上からファンデやフェイスパウダーを重ねてもOK
肌にのせた後、サラサラして指でぼかせないタイプのクリームチークの場合、上からクッションファンデーションやフェイスパウダーを重ねづけしてみるのもいいでしょう。
厚塗りにならない程度に、少量だけ重ねてみて。ファンデーションの肌色が重なることで、 つけ過ぎてしまったチークの印象が薄くなるはずです。
【大人向け】クリームチークの使い方・選び方
クリームチークが難しいと言われるのは、 もしかしたら使っている商品の特徴を把握しきれていないのかもしれません。
特に、使う順番や入れる場所を間違うと失敗に繋がりやすいため、ぜひ扱い方を覚えてみてください。
使う順番:下地→ファンデ→チーク→仕上げパウダー
メイク時にクリームチークを使うときは次のような順番です。
- 下地
- ファンデーション(リキッド・クリーム・クッションタイプ)
- チーク
- 仕上げのフェイスパウダー(任意)
使い方:入れる場所はココ!
一般的に、チークを入れる箇所は笑った時に頬が一番高くなる箇所と言われています。
具体的には、小鼻と耳の上を繋ぐ線と小鼻と耳の下をつなぐ線、そして瞳の中心から垂直に下ろした線をつないで、顔の外側から指2本分をあけた位置の内側になります。
これがベーシックな位置です。あとはご自身の顔の形やトレンドに応じて、微妙に位置を変えたり、形を斜めにしたり横長にしたみたりといったアレンジができます♪
大人向けの無難な色:くすみ系カラーがおすすめ
大人女性がチークの色を選ぶとき、無難な色を選びたいなら「くすみ系のカラー」をチョイスしてみて。
明るく鮮やかなカラーも素敵なのですが、色が浮きやすくなったり幼い印象になってしまったりすることがあるので、強調する意図がないのであれば、チークのなかでも彩度や明度が中程度のものがおすすめです。
▼オレンジ系のカラーを例に、くすみ系のカラーのイメージ画像を作ってみました。
ただし、色白の方が暗すぎる色を使うと顔色が悪く見えてしまうこともあるので、肌に合いやすい明るさを把握しておくといいでしょう。
全部プチプラ!おすすめのチークを紹介
最後に、筆者がよく使うおすすめのクリーム系チークをスウォッチ付きでご紹介します。どれもプチプラなので、気軽にトライできると思います♪
おすすめ①キャンメイクのクリームチーク
キャンメイクのクリームチークは、言わずと知れたプチプラの人気チーク。ドラッグストア1つあたり税込700円以下で購入できるため、口コミサイトでも上位にランクインしていました。
ピンク系、オレンジ系、ブラウン系など、色の展開が豊富なのも特徴です。小さなプラスチックの容器に入っているためかさばらず、本体容器も軽いので、バッグにそっと入れて持ち運んでも邪魔になりません。
蓋を開けてチークに触れるとややこっくりしているように感じますが、頬につけて時間が経つとサラッとした触り心地に変化するため、不思議とベタつきが無いのが使いやすいポイントでした。
おすすめ②ヴィセのリップ&チーククリーム
ヴィセのリップ&チーククリームは、その名のとおり唇にも頬にも使えるため、汎用性が高いのが特徴。2022年5月現在、公式サイトでは色展開が4色と少ないのが残念ですが、しっとりとした使い心地が魅力です。
つけると濡れたようなツヤが持続し、みずみずしい印象を演出できます。美容液(保湿)成分としてコラーゲン・スクワランが配合されているため、肌が乾燥するとき用のアイテムをチョイスしたい方におすすめ。
もしベタつきが気になるときは、上からフェイスパウダーでおさえるようにすると◎です。
リップとチークのカラーを揃えたいときや、時短で済ませたいときにとても重宝しました。
おすすめ③アピューのジェリーチーク
韓国のコスメブランド、アピューのクリームチークもおすすめです。公式サイトの記載を見ると、厳密には「ジェリーチーク」と記載がありましたが、使用感がクリームチークに似ているため、おすすめの最後にご紹介することにしました。
バリエーションもさまざまあり、2022年5月現在6色が展開されているよう。明るめな色から深みのある色まで揃っていますので、お好みに合わせて選べます。
長時間色持ちが良く、つけたときの発色が長く続いてくれるのが魅力です。指で伸ばすとしっかりと発色してくれて、なおかつベタつきが感じられないのも◎なポイントでした。
難しくて苦手な方も、コツをつかめば大丈夫!
この記事では、「クリームチークは難しくて失敗しがち!」という方に向けて、普段からクリームチークを愛用している筆者が使い方のコツをご紹介しました。
よくある失敗例は、①ついつい量をつけ過ぎてしまう、②ファンデとの相性が良くない、③自分の印象や肌色に合わない色を使っている……といったケース。順番に対策をまとめると、以下のようになります。
難しい技術は必要無く、ちょっとのコツを意識するだけで変えられるはず。それぞれの原因に応じて対策しておけば、これまでよりもずっと上手に使えるようになるのではないでしょうか。
クリームチークを上手に使うと、ツヤ肌を活かしながら自然な血色感が演出できます。この記事を参考にぜひ使いこなしてみてくださいね♡