旅行に行くために、ヘアアイロンを持っていきたいと思うこと、ありますよね。
しかし、旅先で使ったもののそのあとの余熱で収納に困ったり、普段使っているものを持っていくとかざばってしまったり、お悩みが出やすいもの。

わたしも、以前旅行のときに持ち運びに悩みました。
そ今回は、ヘアアイロンをスムーズに持ち運ぶためのアイデアをご紹介します。
旅行にヘアアイロンを持っていきたいけどどうすれば?
ヘアアイロンを持ち運ぶときに困るのが、熱くなった本体の収納や、アイロン本体の大きさ。この悩みを解決するのが、次のような方法です。
- 専用の耐熱ケースを用意する
- 旅行用の小さなアイロンを選ぶ

1つずつ、順番にご説明していきます。
持ち運び用のヘアアイロン耐熱ケースについて
ヘアアイロンを収納できるケース(ポーチ)には、キャラクターものから高機能なものまで、さまざまな商品が発売されています。
しかし、必ずしも内部が耐熱になっているとは限らないため、持ち運び用なら「耐熱ケース」を用意しましょう。
耐熱ケースなら180℃や200℃にも耐久できる

筆者が使用している耐熱ケース
商品にもよりますが、「耐熱ケース」のなかには180℃や200℃に耐久するものも。

これなら使用後に本体のプレート部分がまだ熱い状態でも収納できますね。
朝の準備の時間が限られるときにも、活躍してくれますよ。
ただし、商品によって耐久できる温度には違いがあって、耐熱ケースでも使用後に本体を冷まして余熱を取り除いてから収納するのを推奨している商品もある模様。
購入時は、耐久できる温度や、推奨されている使用方法が、あなたのアイロンに合うか確認しましょう。
タオルの上に熱いまま乗せて収納するのはNG
「タオルの上に乗せて使って、そのままくるんで収納している」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ヘアアイロンも商品によっては200℃以上まで設定できるものもあり、電源を切ったあとにそのまま収納することでタオルが焦げてしまう懸念があります。

高い温度のものを燃えやすいものにくるむのは危ないので、やめましょう。
耐熱・非耐熱アイロンケースが売っている場所
《耐熱タイプ》
- 大手家電量販店(もしくは店舗公式EC)
- Amazonや楽天などのECサイト
《非耐熱タイプ》
- 雑貨を取り扱っている店
- 服を売っている店
運良く近隣の店舗に在庫を発見したら、そこで購入すると良いです。手に入らない場合は、Amazonや楽天などのECサイトを検討しましょう。
旅行用の小さいヘアアイロンのおすすめ
旅行用のヘアアイロンは、小さめサイズを選ぶのがおすすめです。

旅行用バッグに詰めるとかさばるので、わたしも遠方への宿泊のときは小さいヘアアイロンを持っていきます!
旅行用のヘアアイロンの選び方

「持ち運び用」「旅行用」にするなら、次のような基準で選んでみて。
そのほか、好みの基準にも注目してみましょう。

充電は面倒なので、宿泊先の施設で使用する前提で「コード有り」を選びました!
しかし、夜行バス移動+化粧室で準備という方や、アウトドア等屋外で使うという方は、コードレスタイプを選ぶのも良いでしょう。
おすすめはKOIZUMIのストレートアイロン!
旅行用として実際に使ってみて良かったのは、KOIZUMIのストレートアイロンです。
重さが約140g・縦幅が約16.3cmで、持ち運びやすい手のひらサイズ。最高温度は約180℃で加熱も早く、電源を入れてからおよそ30秒ほど(※)で熱くなってきます。
髪を挟んだときにプレートがスムーズに動かせるため、スタイリングしやすいのも魅力。前髪や後ろ髪を手早く整えたいときに重宝しますよ。
ただし、じっくり時間をかけて使おうとすると本体があつくなりやすいです。そこが唯一の残念ポイントでした。

でも、場所を取らないし、旅先でバタバタした忙しい朝にピッタリ!
お求めやすい価格帯なので、良かったら使ってみてくださいね!
※スピード加熱 立ち上がり約30秒(100℃到達時点)
ヘアアイロンを早く冷ますアイデア4選
もし耐熱ケースを使うとしても、安全のために念の為ヘアアイロンの熱を冷ましてから収納したいという方もいらっしゃいますよね。そんなときは、次のアイデアを試してみてください。
①最後は余熱を使う
ヘアアイロンを使うときに早く冷ましたいなら、いつもより早めに電源を切りましょう。前髪など髪の量が少ない部分は、余熱でもキレイに仕上がりやすいです。
また、低い温度でも効率的に髪をまっすぐにするためには、一度に挟む髪の量を少なくすると良いです。
もし、あなたが後ろの髪を200℃以上の高い温度でかけているなら、前髪は余熱でも良いかもしれません。慣れてくると、日常的にこちらの使い方で早く冷ます癖がつくはずです。
②あらかじめ低めの温度で使う
さきほどの「余熱」とも近いのですが、早く冷ましたいならいつもより低めの温度設定で使ってみるという方法もあります。

以前、行きつけの美容師さんが「ヘアアイロンの温度は170℃くらいでも十分だよ」とおっしゃっていました。
市販のアイロンのなかには温度が変更できるものがよくありますので、いつもより低めの温度設定で使用することでプレートを冷めやすくできるはずです。
たとえば筆者の持っているアイロンは、120℃〜230℃と設定できる温度に幅があるので、どうしても早く冷ましたい事情のあるときは170℃以下で使っています。
③フックやスタンド、ヘアアイロンホルダーを使う
壁などにフックやスタンド、ヘアアイロンホルダーをかけるところがあるなら、そこに一時的にヘアアイロンを開いて置いておくのも良いアイデアです。
内側のプレートが合わさっている状態よりも離れている方が冷めやすいため、本体のロックを開いたままホルダーにかけて、冷めるまで待ちましょう。
ヘアアイロンホルダーは100均でも販売されているので、購入のハードルは低めです。ただし、旅行で持ち運ぶにはホルダーは少々かさばるので、フックの方がおすすめです。
「水で濡らしたタオル」で無理に冷ますのはOK?
他にもなにか方法は無いかな?と筆者がリサーチしたところ、やや強引な方法として「水に濡らしたタオルで冷ます」という方法もありました。
しかし、熱くなったプレートに水が触れると即座に蒸気が出てやけどするリスクがあるように感じました。

わたしも以前、濡らした髪にヘアアイロンを使ってやけどしたことがあるので、水蒸気には注意した方が良いと思います!><
また、アイロンによっては過度に濡れた髪に使用したり、濡れた手で使用したりするのを説明書でNGとしている商品もあります。
ぬれた手で使わない。
●ショート・感電の恐れがあります。テスコム マイナスイオン ヘアーアイロン 品番 NTH510 取扱説明書 より
こういったことを鑑みると、無理に濡れタオルは使用しない方が無難なのではないかと思います。
旅行にヘアアイロンを持っていくなら、耐熱ケースを使おう!
この記事では、「今度の旅行でヘアアイロンを持っていきたいけど、どんな持ち運び方がある?」と困っている方に向けて、持ち運ぶときのアイデアや、旅行用のヘアアイロンのおすすめ商品をご紹介しました。
ヘアアイロンの本体が熱いままタオルにくるんでバッグに入れるのは危険なので、耐熱ケース(耐熱ポーチ)に入れて持ち運ぶといいでしょう。
また、普段使用している大きなヘアアイロンがかさばってしまうようなら、旅行用の小さいヘアアイロンを用意するのも◎です。ぜひ、試してみてくださいね。
この記事が、少しでもあなたのお役に立てば幸いです。