いま流行中のアッシュカラー。日本人の髪色は通常通り茶色に染めると、どうしても赤味や黄色味が強く発色してしまうので、外国人のようなナチュラルな茶髪のカラーが出せません。
そこで流行しているのがアッシュカラーです。赤味や黄色味を抑えた自然な茶髪に仕上がります。美容院でのヘアカラーでも、オーダーする人が多いのだそうです。
今回はそんなアッシュカラーが退色してしまった時の対処法として、カラートリートメントで簡単にお直し出来る方法をご紹介します。
カラートリートメントの使い方も丁寧に解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ヘアカラー剤を使ってセルフでアッシュを出すのは難しいの?
今人気のアッシュカラーですが、セルフカラーでこの色味を出すにはなかなか難しいと言われています。

前述したとおりだけど、日本人の髪は赤味や黄色味が強い特徴があるからね、自分でやるのはなかなか難しいのよ。
この特徴を変えるためには、ある程度色を抜かなければならず、美容師さんなどの専門職の方でなければ、薬剤でもカラーをコントロールするのは難しいとされています。

ブリーチなどを使えば染めることも「一応」可能なのですが、慣れている方でなければ失敗した時に髪が大幅に傷んでしまいます。
美容師さんはこれを上手く扱い、トーンや色味などを厳密に調整しながらヘアカラーをされるのだそうです。

市販の薬剤でもアッシュカラーのものは販売されてるんだけど、厳密な調整ができないじゃん?
だから思った色に染まらなかったり、色落ちがが早かったりしてみんな悩んでるんだ!
筆者も、安く済ませたいがために何度か市販のカラーリング剤に挑戦しましたが、
赤味が強く出てしまって思ったようなアッシュカラーにはなりませんでした。
美容院で染めたアッシュが色落ち・・・なんとかしたい!
そこで皆さん、アッシュカラーを染める時は大抵美容院に行かれるようなのですが、なかなか色持ちが良くないようで、色落ちに悩んでらっしゃる方も多くいるようです。
Google検索で「アッシュカラー 色」と検索すると関連するワードの一つに「色落ち」立ててくるのが、悩んでいる方の多さを物語っているのです。
しかしその「色落ち」も、お手軽に補修する方法があります。完全補修とは行かないまでも、やや落ち着いた色味にすることが可能なので是非試してみてください。
セルフで青系カラートリートメントに挑戦!手軽にお直し♡
アッシュカラーは灰色や紫の色が退色しやすくなります。美容院で染めた後に残ってしまうのは、黄色やオレンジなどの色です。
なので、そこに抜けてしまった「寒色系(青系)の色味」を入れてあげることが重要になります。
カラートリートメントを使えば髪が痛むこともありませんし、その名のとおりトリートメント感覚で染められるのでおすすめです。
カラートリートメントって何?どんな風に色がつくの?
そもそもカラートリートメントというものを、あまりご存じない方が多いようです。
カラートリートメントというのはヘアカラーに使うものの1つですが、通常ドラッグストアなので販売されているヘアカラー剤とはちょっと違います。
通常のヘアカラー剤は、髪を少しだけ脱色させてそこに色入れていますが、カラートリートメントは表面をコーティングするように色を乗せます。
そのため、シャンプーの後のトリートメントのように髪を濡らした状態で染めることになります。

上の画像は、筆者のWhiteLilyが撮影したのよ。

愛用しているカラートリートメントをキッチンペーパーに出してみました!
プラスチックのフォークで伸ばしてみたわ♥

加工が無いから、「紫っぽい青」なのが分かりやすいな♪
元の髪の色によってカラートリートメントを重ねた時の染まり方が違う
カラートリートメントは脱色させるわけではないので、あなたの元の髪の色によってどのように染まっていくかが変わります。
しかしここで安心して欲しいのは、あくまで髪の表面に色を乗せるだけなので、カラー剤のように取り返しのつかない失敗してしまうことはないということです。
失敗しても大丈夫というのは、挑戦する時のハードルが低くなるのではないでしょうか。
黄色味赤味をおさえて発色♡シュヴーカラートリートメント〈ブルー〉
筆者がおすすめなのは、『シュヴーアンサンブル ヘアカラーペーストトリートメント〈キャンディーブルー〉』です。
おすすめの理由は以下。
筆者はヘアカラートリートメントを使っている歴が長く、他の色も合わせるとかれこれ10年以上になります。

わたしは何種類ものメーカーのものを試したけれど、
アッシュカラーを出したい(少しでも修復したい)という目的なら、
これが一番おすすめよ♥
試しに使った前後の写真を比較してみました。こちらが使用前の画像です。
※お使いの端末によっても、色味が違って見えることがありますので、あくまでイメージとしてお考えくださいね。
光にあたっている部分が、やや赤味のつよいオレンジのような発色をしています。
カラートリートメントを1囘使用した写真がこちらです。
一見黒のようにも見えるのですが、光に当たるとアッシュカラーだということが分かります。赤味(オレンジのような反射)を抑えた発色になります。
この染める作業を繰り返して、自分の好みの色を調整できるのがカラートリートメントの魅力ですよ。
シュヴーカラートリートメント〈ブルー〉の気になる使い方♡
『シュヴーアンサンブル ヘアカラーペーストトリートメント〈キャンディーブルー〉』の使い方は簡単です。
パッケージに書いてある方法にプラスアルファしてありますが、この方法で行えば手軽に染めることができます。
個人的にポイントだと思うのはコンディショナーをすることです。
「髪が油っぽくならないの?」と疑問に思うかもしれませんが、コンディショナーも表面のコーティングをしてくれるので、濡れた時に色落ちしにくくなるような気がしています。
あくまで個人的に体感したことですので、不安な方はまずパッケージに書かれている通りのやり方でやってみてください。
染まりにくい時も2・3日続けて使用することで、色がさらに重なりますよ。
一方、この方法でもなかなか染まりにくいという方もいらっしゃるようですので、その時はこちらの方法を試してみてください。
こちらの方法は、通常のヘアカラーと同じ使い方になります。この方が若干強く染まり、青味の発色がより強くなります。
公式の使用方法とは別のやり方なので、やや傷みやきしみが出ます。やはり細かな青味のコントロールがしにくいので、初めてやる方にはあまりおすすめはしません。
どうしても染まらないというときにのみ、この方法で試してみてください。
買ったその日に手軽にできるのがヘアカラートリートメント!
ヘアカラートリートメントの魅力は、買ったその日にすぐできることです。またヘアカラー剤のような、入念な準備もいらないためより気軽にチャレンジできますよ。
デメリットとしてはシャンプーで落ちやすいことが挙げられますが、それは裏を返すと失敗してもリカバリーできるというメリットでもあります。
次に美容室に行くまでにお金がない場合や、日頃から自分のヘアカラーの色をコントロールしたい場合、プチプライスでできるヘアカラートリートメントにあなたも挑戦してみませんか。
完全復活とまではいきませんが、アッシュカラーが好きな方ならこの方法で赤みや黄色みを抑えることができますし、トリートメントなので潤いを保ちながら染めてくれますよ。
ぜひ、あなたも試してみてください♪