こんにちは❤ 絶賛薄め前髪に挑戦中のホワイトリリィ(@WhiteLily_twk)です。
少し前からじわじわと人気拡大中の「シースルーバング」。あなたはもう試しましたか?
前髪をおでこが透ける(シースルー)くらい薄くとって、毛先をやさしくカールさせたスタイルで、若い世代を中心に、人気となっている前髪です。韓国のオルチャン系の美容トレンドが由来なのだそう。
このシースルーバング、「なんだか懐かしい感じがする!」という声を多く聞きます。というのも、薄めの前髪はバブル時期に主流だった「すだれ前髪」を彷彿とさせるらしいのです。
アラサー以上の世代から見ると小学生の頃のの自分のスタイルを見るようで「なんか古い感じが……?」という印象を抱くのかもしれませんね。
しかし、結論を出すのはまだ早いです! 今流行中のシースルーバングとすだれ前髪には大きな違いがあるのです。今回は、これらの違いについて語っていきたいと思います。
薄め前髪が再到来!?「シースルーバング」ってどんな前髪?
『シースルーバング』の特徴は、おでこが透けるほど薄くとった前髪。イメージが分かりやすいように、イラストでご紹介しますね。
1番のポイントは、前髪のてっぺんから三角形△になるように分け目を付けることです。今までの毛量が多かった方は、三角形△の大きさを小さくするイメージで分け目をつけるといいですよ。
このとき、いくらか前髪をすくようにすると、薄い前髪が作りやすくなります。
わたしがローティーンの頃は、まだ薄め前髪が主流だったの。学校の規定に合わせつつもおしゃれになるように、頑張って自分で前髪を切ってたのが懐かしいわ♡
そしてヘアアイロンをつかってJ字型のカールをつけ、余分な髪は左右に分ける形になります。
オルチャンの系統なので無理に固めたりはせず、ニュアンス系のワックスを細い毛束にもみこんで、あくまでナチュラルにふんわりと仕上げるのが「シースルーバング」のコツです。
わたしもリアルの髪型はシースルーバングです!何年もずっと厚めの前髪がトレンドだったので、はじめに分け目を変更するときには美容師さんに相談しました。それ以降はコツを掴んで自分で前髪をカットしていますよ♪
昭和バブル期以降に流行った『すだれ前髪』とはどう違う?
薄め前髪のインパクトがとても強かった時代がありました。そう、あのバブリーダンスで一躍有名になったバブル時代ですね。
このときに流行していた前髪が『すだれ前髪』。こちらも、分かりやすいようにイラストを描いてもらいました!
こちらも薄い前髪ではあるのですが、一番のちがいは分け目の付け方。イラストに黄色い線を付けましたが、「すだれ前髪」は一直線に分け目を付けます。
さらに顔の面積に対してやや横幅を広めにとります。今の「シースルーバング」と比べると、圧倒的に横幅が狭いですね。
上下に前髪を分けて、上の部分をリバースして“トサカ”にするスタイルが一般的だったようです。ツールも現代のようなコテではなく、カーラーとヘアスプレーを使って固めていたのだとか。
リサーチの時に写真もたくさん確認してみましたが、カールの形がC字形であることもこの時代の1つの特徴となるかもしれません。ナチュラルさはあまりなく、ガッツリとしたおでかけスタイルといった印象です。
シースルーバングが「おかしい」「はげてるみたい」「嫌」という声も?
令和になってからはだいぶ見慣れてきましたが、平成後期の厚め前髪を見慣れている方にとっては、不思議な感覚なのかもしれません。疑問を抱く声もちらほら聞かれます。
そもそも、平成生まれの10代や20代前半は薄めの前髪を知らないのかもしれませんね……。
しかし、「厚め」の前髪や「ぱっつん」前髪がトレンドになった時代や、「巻き髪」が出た時代も一定数反対派の声はありました。
こういった目立ったトレンドは、受け入れたい方もいれば、受け入れるのに抵抗のある方もいるのは仕方のないことだと思います。
美容師さんとも以前お話ししたのですが、厚めの前髪が似合う人もいたけれど、そうでなかった人も必ず居るはずなので。
これまで厚めぱっつんが似合わないと感じた人はこれから薄めのシースルーバングにトライすれば良いし、逆に薄めが苦手なら厚め前髪のスタイルを貫けば良いだけのことじゃないかしら? 無理にみんなに合わせる必要は無いのよ♪
シースルーの「ダサい」を回避!昭和っぽさ・失敗をなくすポイント
同じ薄い前髪でも、「すだれ前髪」と「シースルーバング」では、印象が違います。古さを感じさせないポイントはこちら。
わたしの経験上、オイリーな印象を出してしまうと、不潔に見えてしまうみたい!
額の部分がテカって見えるならパウダーをONしてみたり、ワックスなどの整髪料はテカらないタイプをチョイスしてみたりといった工夫ができますよ。
少しコツが要るけれど、一度でも慣れてしまうと、結構かんたんにスタイリングできるわよ♡
シースルーバングは、前髪の新たな可能性を広げてくれる!
イメージ写真素材:PhotoACより
この記事でご紹介したように、『シースルーバング』と『すだれ前髪』はまったくの別物です。
薄めの前髪という共通点がありますが、『シースルーバング』は韓流がルーツのものなので、正確にはリバイバルではありませんよ❤
かつては厚めの前髪が主流となっていましたが、これからは薄めの前髪に挑戦するのもアリな時代になりそうですね。この記事を読んで、少しでもシースルーバングが好きな人が増えたら嬉しいです!
とはいえ、どんなトレンドでも自分に合う前髪が1番!みんなが各々のスタイル貫いていけると良いですね♡