女性ならば誰でも、メイクをしたら必ずオフをする習慣がありますよね。今回はそのクレンジング(メイク落とし)の方法について、改めてじっくり考えてみようと思って記事にしました。
日頃の正しいクレンジングの習慣の積み重ねが、綺麗なお肌を保つ秘訣になるかもしれません。あなたの日頃のクレンジングを振り返るきっかけにしてみてくださいね。
クレンジング(メイク落とし)方法をアンケートしてみた
先日、筆者の Twitter でクレンジングに関するアンケートを行ってみました。今回は全部で9名の女性の方に回答していただきました。

回答してくださった皆さん、どうもありがとうございました♡
Twitterで行ったアンケートの結果
このアンケートでは日頃クレンジングで使用しているアイテムを以下の4択で質問したものです。
①シートタイプ
②オイルタイプ
③ジェルタイプ
④ミルク・クリームタイプ
その他はTwitterのリプライ(@返信機能)にて回答を受付
気になるアンケートの結果がこちらです!!
【twinkle記事用アンケ】
女性のみなさんクレンジング方法について教えてください?#FF外からの回答も大歓迎 ?Q.アナタは普段どのタイプのクレンジングを使っていますか?✨
A.
①シートタイプ
②オイルタイプ
③ジェルタイプ
④ミルク・クリームタイプその他はリプにて回答受付中?#拡散希望
— WhiteLily(ホワイトリリィ)*twinkle管理人 (@WhiteLily_twk) 2019年4月13日

1位はオイルタイプで56%、2位はジェルタイプで33%、次いでクリーム・ミルクタイプが11%という結果でした。

その他についてもリプライで回答を募集したのだけれど、回答は0票だったわ。
アンケートから分かったこと・考察
アンケートからは、ダントツで「クレンジングオイル」が人気なことがわかりました。これは筆者の予想通りではありました。
ただもっとクリームタイプやミルクタイプを使ったことある方も多いかなと思ってたのですが、 オイルが1位で次いでジェルという結果になりました。
やはりドラッグストアやバラエティショップの商品棚を見てみると、商品のラインナップが一番多いのが『オイルタイプ』なので、こだわりの無い方が無意識にオイルタイプを選んでしまっているというケースも多いのかもしれませんね。
また、汚れが良く落ちる「洗浄力」が強いのもオイルタイプの魅力なので、みなさんがいかにキレイにクレンジングしたいと思っているか、その熱意もこの結果に反映されたのかもしれません。

意外だったのは、シートタイプを使ってる方が0%だったことかな!
もしももっとたくさんの人に回答してもらったら、ここにも票が入ったと思うんだ。

忙しい女性は仕事から疲れて帰ってくるとシートで拭いて終わりにする方も多いかなと思ったのですが、私の予想を越えて0票ということになりました。
やはりシートタイプを使うと肌に負担をかけてしまうということは、 世間一般の認識として広く知れ渡ってきているのかもしれませんね。
クレンジングオイルは高頻度で使うと良くない?
クレンジングオイルは市販のクレンジングアイテムの中でも1番ポピュラーなものとなるのですが、高頻度で使うとあまり肌に良くないと考えられています。
「乳化」とは?クレンジングオイルは乾いた手で扱って!
クレンジングオイルは水に触れると白く濁りますよね。この現象を「乳化」と言います。 乳化させることで、水ですすぐ時にメイクと混じったオイルを顔から落ちやすくします。
このプロセスでメイクを落としているのです。そのため、クレンジングオイルがメイクに触れる前に「濡れた手」で触ってしまうと、洗浄力が落ちてしまうんですね。
洗浄力が落ちてしまうとごしごしとこすらなければならなくなってしまうので、肌にはとても負担になります。
クレンジングオイルを使う時は必ず乾いた手で扱いましょう。
(濡れた手で OK と書いてある商品もありますが、できる限り乾いた手で扱うことをお勧めします。)
クレンジングオイルは「刺激が強い」理由は?
クレンジングオイルが「刺激が強い」と言われているのは、オイルが汚れを落とす働き(つまり洗浄力)が肌にとっては強すぎるため、本来は肌に必要なはずの油分まで一緒に落としてしまうためだと考えられています。
商品にもよるのでクレンジングオイル自体が一概に悪いとは言えないのですが、一般的な考え方としてのクレンジングの強さは以下を目安にしてください。
【刺激が強い順番】
1位:シート
2位:オイル
3位:ジェル
4位:クリーム
5位:ミルク
毎日目元にウォータープルーフタイプのマスカラやアイラインを使う方はオイルタイプを使いたくなってしまいますよね。
しかし、そうするとメイクの濃い目元には有用でも、メイクの薄い頬のあたりにとっては洗浄力が強く、乾燥しがちになってしまいます。
また、仕事をしている女性の平日のオフィスメイクや、主婦のみなさんが幼稚園や学校への送り迎えする時などの控えめメイクの時は、オイルタイプを使うとちょっと強いかもしれないと感じます。

オイルタイプを使うのは、あくまでガッツリ気合の入ったメイクの時のみ、といったように上手に使い分けてみてはいかがでしょうか。
クレンジングは毎日なので刺激が重なってしまうと乾燥肌の原因になってしまうこともあり、そうなってしまうとローションだけでは補えなくなってくることも。

わたしも学生の頃はオイルタイプを使用していましたが、アラサーになるに連れて乾燥に悩むようになり、この頃では保湿しながらメイクを落とせるタイプへシフトしています。
「若い頃に使っていたものとずっと同じものを使っている!」という方はぜひこの機会にクレンジング方法を見直してみてください。

ウォータープルーフが落ちるくらい洗浄力がつよいクレンジングを、毎日顔全体に使うのは、アラサー以降はちょっと刺激が強いように感じるよ!(汗)
きちんと洗えているかも大切ですが、洗い上がりの自分の肌がしっとりしているかどうかも判断基準の1つに添えてみてくださいね。
クリームorミルクタイプのクレンジングは優しい!初心者さんにも◎
そこで筆者がおすすめしたいのはクリームタイプやミルクタイプなどの優しいクレンジングです。洗浄力が強すぎないために、洗い上がりがしっとりします。
ウォータープルーフのマスカラ落とすのにはあまり適しませんが、 BB クリームやリキッドファンデーション、アイシャドウやチーク、フィルムタイプのマスカラであればスルスルと落ちますよ。

今回はプチプライスで手の届きやすい価格帯の中から、筆者のおすすめをチョイスしました♡
おすすめその1:ドルックス クレンジングクリーム N
@コスメ ★4.3(☆7段階評価)
LIPS ★3(☆5段階評価)
Amazon ★4.1(☆5段階評価)
容量:135g
価格:800円(税抜き)
『ドルックス クレンジングクリーム N』は資生堂のドルックスのクレンジングクリームです。昔からドラッグストアに並ぶことでおなじみ、プチプライスのドルックスです。
テクスチャーは本当にクリーム。クリームの中ではやや固めだけれど伸びが良いです。
洗い上がりに肌がしっとりうるおって、全然つっぱらないのがいいところですね。定価税抜800円で135gの大容量なので、コストパフォーマンスは最高にいいです。
濡れた手でも大丈夫なのでお風呂で使えますし、真珠二粒大の大きさで使用してもとても長く持ちます。

わたしが購入したのは2年以上前なので、かなり持ちが良いです!ふんわりと優しい香りに包まれます♪
安くて優しいクレンジングクリームを探している方ならとりあえず買ってみても損はない一品です。
やや難点なのは、洗い終わった時に油分が多いためにダブル洗顔が必要になるところです。オイリー肌の方には向かないかもしれませんが、乾燥肌の人にはとてもおすすめです。
おすすめその2:ダヴ モイスチャーミルククレンジング
@コスメ ★3.8(☆7段階評価)
LIPS ★3.9(☆5段階評価)
Amazon ★3.8(☆5段階評価)
容量:195ml
価格:公式記載無し
『ダヴ モイスチャーミルククレンジング』は、洗顔フォームでおなじみのユニリーバのダヴから出ているミルクタイプのクレンジングです。

「なんでこんなに口コミサイトの評価が低いのか、ちょっとわからないぞ(笑)」というくらい、プチプライスでもしっとり洗い上げてくれる逸品です。
こちらもマスカラなどを落とすのにはあまり適さないのですが、 ファンデーションやチーク、リップなどをしっかり落としてくれます。
それなのに洗い上がりはつっぱらないし、余計な油分もありません。 製品中に美容液成分が40%も配合されているので、肌の保湿もバッチリです。
濡れた手でも使えますが、落ちにくいメイクの場合は乾いた手で使うことをお勧めします。
こちらもダブル洗顔がおすすめ。同社の洗顔フォーム「ダヴ ビューティモイスチャー 洗顔料」ととても相性がいいんですよ。
しっとり濃厚なテクスチャーなのに洗い上がりはさっぱりするので、油でベトベトするのが好きではない方にはとても合うと思います。
クリームorミルクタイプのクレンジングの使い方は?
クリームタイプやミルクタイプのクレンジングは、濡れた手でも大丈夫なことが多いです。
メーカーさんで推奨されている量(パッケージの裏側に書いてありますよ♪)を手のひらにとり、メイクと馴染ませてすすぐだけ。
使用方法としては一般的なオイルタイプのクレンジングとあまり変わりはありません。できればこの後に洗顔フォームで洗顔もしましょう。

商品によって、手を推奨しているものと、コットンを推奨しているものがあるので、なんとなく使わないでパッケージの裏側は必ず読みましょうね♪
クリームタイプやミルクタイプのクレンジングは、肌をやさしくいたわってくれるのが特徴です。
平日のオフィスメイクや、主婦さんのカジュアルメイクであれば、ミルクタイプやクリームタイプを使って肌をいたわりながらクレンジングするのがおすすめです!
アイメイクが落ちない時はポイントタイプの併用がGOOD!
肌をいたわるクリームタイプ・ミルクタイプですが、ばっちりなアイメイクが落ちにくいという特徴もあります。
例えばウォータープルーフのマスカラや、ウォータープルーフのアイライナーなどですね。涙でにじまないようにする成分が入ってるものは、やはり通常のクレンジングでは落ちにくいです。
こういう時、twinkleでは目の周りだけ「ポイントメイク落とし」を使うという方法をおすすめしたいです!

つまり優しいメイク落としに+してポインクメイク落としを併用するってことだなッ♪
おすすめ:スーパー ポイントメイクアップリムーバー Nb
筆者がおすすめしたいのは、コーセーコスメポートのソフティモから販売されている『スーパー ポイントメイクアップリムーバー Nb』です。
こちらはなんと「ジェル」のタイプで、2009年のアットコスメのベストコスメアワードて「殿堂入り」という確かな実績のある商品です。

わたし個人の体感としては、ベタつくこともなく、しみることもありません♡これは涙に近い中性タイプなんですよ!
@コスメ ★5.3(☆7段階評価)
LIPS ★3.9(☆5段階評価)
Amazon ★5.0(☆5段階評価)
容量:230ml
価格:公式記載無し
テクスチャーはさっぱりとしたジェルタイプです。香料や着色料がフリーで、まつげ保護成分としてパンテノールが、オーガニックのうるおい成分として「オーガニックローズマリー抽出エキス」や「ローズマリーウオーター」が配合されています。

大容量なのでコストパフォーマンスもいいですね!
使用方法は、コットンに適量を取りアイメイクや口紅としばらくなじませてから軽く拭き取ります。
取りにくい場合は、強くこすらずに数秒コットンを当てて、すこし待ってからやさしく拭き取ることをお勧めします。
こちらの画像のように、クリームタイプやミルクタイプでは落ちないマスカラ汚れもスルスルと綺麗に落ちます。
イメージが付きやすいように画像を用意しました!
KATEのウオータープルーフマスカラを左手の甲に塗って比較チャレンジしてみました!
優しい洗浄力のクリームタイプ・ミルクタイプは、ファンデーションこそしっかり落としてくれるものの、ウォータープルーフのマスカラにはなかなか勝てません・・・。
しかし、ポイント用のクレンジングジェル『スーパー ポイントメイクアップリムーバー Nb』ならしっかりなマスカラの時も安心です!
クレンジングジェルだけで落としきれない時は濡れたコットンで
パッケージには記載されていませんが、筆者が繊維タイプのウォータープルーフマスカラを使った時に行った方法は、以下の通りです。
2.目元に塗って数秒置く
3.くるくると数回円を描くようにまぶたを優しく撫でる
4.よくすすいでから、再び濡れたコットンに少量塗布して拭き取る
この方法で行えば、とてもしつこい「どうやって落とすの!?」というようなウォータープルーフマスカラもバッチリです。
クレンジング(メイク落とし)の疑問!
せっかくなのでクレンジングの疑問もここでスッキリ解決していきましょう!
メイク落としが目に入らない方法は?

メイク落としを目に入れないようにするためには、しっかり目をつむりましょう!

リリィ、読者が知りたいのはそういうことじゃないわ・・・。

あはは(笑)サラッとしたテクスチャーが目に入りやすいののもあるよな!
そんなときは目の周りだけ指ではなくコットンを使ってみるのがおすすめだぞ!
クレンジングお風呂の前?あと?
クレンジングを行うタイミングは「これが必ず正しい」という方法はありません。
しかしオイルタイプのものを使用するのであれば、濡れた手がNG(乳化してしまうため)なので、お風呂の前に洗面台で落とす方がいいかもしれませんね。
一般的なクリームタイプやミルクタイプであれば、お風呂場の中でも構いません。
クレンジングのおすすめのタイミングはいつ?
筆者が個人的にこだわっている順番があります。お風呂場で浴槽に浸かる前にクレンジングをして、浴槽に浸かった後に洗顔をする、という順番です。
このタイミングなら効率よく汚れを上から順番に落とせますし、4でからだや顔をしっかりあたためて、汗とともに汚れが浮き上がってから最後の洗顔ができるので、肌がきれいになりやすくなります。

よく洗顔前に「あっためて毛穴を開かせるといい」といいますよね!
でも実際問題、クレンジング前のメイクがまだある状態でタオルをのせるのはちょっと抵抗があって(笑)
そんな方には浴槽の蒸気で汗が出て、自然に毛穴が開いてから洗顔するとイイです♪
毛穴のぶつぶつが気になる!クレンジングって効果ある?
よく毛穴のぶつぶつが気になる時にクレンジングをすると良いという説もありますが、筆者個人の考えとしてはクレンジング(メイク落とし)用のアイテムで毛穴をごしごし洗浄するのはちょっと違うかなと思います。

よく見かけるのはドラッグストアでも手頃な価格で、角栓に良いとされるクレンジングオイルですね・・・
前半部分で述べたように、メイク落としのためのクレンジングオイルは洗浄成分が強いので、毛穴までしっかり油分を落とそうとすると肌に負担がかかります。

わたしの体感としては「毛穴の汚れが落ちる!」と謳っているコスパのイイ安いオイルクレンジングは逆効果でした・・・><
汚れを落とそうとすれば落とそうとするほど、必要な皮脂まで落としてしまうので、さらに毛穴が開いて、皮脂が過剰に分泌される、そして詰まるという悪循環になることもあります。
そんな時はクレンジングオイルを毛穴に優しいものに替えたり、手で鼻の周り(毛穴)を触るクセを直したり、泡洗顔を試してみたり、という工夫がおすすめです。
泡洗顔の記事は併せてこちらもご覧ください♡
クレンジング(メイク落とし)のポイント!
ちょっとのことですが、この2つを心がけるだけで肌の状態はかなり変わります。もう一度確認してみましょう。
ポイント1:強い摩擦を避ける
メイクをしっかり落としたいからといって、強くゴシゴシと擦るのは NG です。 マッサージの際もそうですが、お肌にとって強すぎる摩擦は刺激となるだけです。
落ちない時には数秒そのまま放置してみるなど工夫をしてみましょう。

肌に触れる強さは「ちいさな小鳥さんをなでなでしても大丈夫なくらい」が目安です!

ちいさな小鳥さんの足が折れちゃうような強さで肌に触れるのはヤバいんだって!
ポイント2:オイルや油分が残る時はダブル洗顔
クレンジング料によっては、油分など顔にベタつきが残るものもあるので、そういうときはダブル洗顔をしましょう。

「ダブル洗顔がなくても大丈夫!」の製品もありますが、大抵クレンジング(メイク落とし)の後には洗顔が必要になるものですよ♪
一度目のクレンジングの時に顔の汚れを全部落とそうとするのではなく、その後の洗顔も泡洗顔で優しく汚れを浮かせるようにするなど、こだわって洗い分けたいですね。
今日からクレンジング(メイク落とし)にこだわってみよう!
この記事ではクレンジング方法についてお届けしました。今まで何となくやっていたクレンジング。今日からちょっとこだわってみようかなと思ったら、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
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