
こんにちは!20代で泣く泣くロリィタを卒業したホワイトリリィです!
東京オリンピックも近づき、日本に興味を持っている外国人の方が増えているみたいですね。ところでわたしたちの国のファッション文化が海外の方からも注目を浴びているって知っていましたか?
Instagram(インスタグラム)では外国人の方が日本の服を着て、日本語のハッシュタグをつけて投稿することも。その中でも「ロリータ(ロリィタ)ファッション」について今回はご紹介したいと思います。

わたし自身は卒業しているのですが、未だに興味があるのでやさしく次世代のロリィタさんを見守っています!
ロリィタについて知りたいと思っている方や、良く知らないけど種類があるの?と思っている方にも、ぜひ読んでいただきたいです。すでにロリィタをしていて、卒業を控えている方はこちらの記事▼をご覧ください。
見出しごとにイラストを用意したので、ご自分の興味のある目次から読んでみてくださいね。
ロリィタファッションって何?ゴスロリや姫系との違いは?
ロリィタファッションと言っても詳しく定義を知っている方は少なく、「なんか良く分からないけどお姫様みたいなお洋服みたいだよ~?」くらいの感覚で捉えられることが多いです。
たしかにそれも正解ではあるのですが、InstagramやSNSなどの時代の変化、またファッションの移り変わりでかなり進化を遂げているように感じています。
ロリィタファッションと言っても2019年現在とても広い意味で使われるようになっているので、まずはその言葉のイメージを分かりやすく解説しますね。
大人が少女性を表したスタイル『甘ロリ(スゥィート・ロリィタ)』
※簡単なイラストを描いてみたのですが、文字が小さすぎました…ごめんなさい、画面を拡大して見てみてください
まずは『甘ロリ』。別名スゥィート・ロリィタとも呼ばれるファッションで、ピンクと白が基調になります。物語のヒロインのようなジャンパースカートとブラウスを合わせることが多いです。
スカートの裾には、スイーツ柄やぬいぐるみ柄など、さまざまなメルヘンな絵柄が描かれています。まさに少女性を追求したファッションです。
カラフルなヘアにするためにウィッグをかぶることもあり、リボンなどのヘッドドレスが特徴です。タレントでは深田恭子さんが下妻物語という映画でこういったテイストの衣装を着ていらっしゃいました。
甘ロリを扱っている主なファッション雑誌は『KERA!』です。
物語に出てきそうなスタイル『姫ロリ』
そして『姫ロリ』。甘ロリにカテゴライズされますが、『ロリィタファッション』の代名詞と言ってもいいほどこれが一番メジャーな気がします。
中世ヨーロッパのロココ調のスタイルを日本風にアレンジさせたスタイルだと言われています。お姫様を想起させるようなファッションで、肌の露出は極力NGなスタイルです。
モデルの青木美沙子さんが、こちらのスタイルでお茶会を主催している写真は見たことがある方も多いはず。姫ロリを扱っているファッション誌は『KERA!』です。
白と黒のゴシック調『ゴスロリ(ゴシックロリィタ)』
※文字が小さくてごめんなさい、拡大してみてね(。>ㅅ<。)
『ゴスロリ』は書籍のタイトルにもなっているので知っている方も多いと思います。白と黒を基調にしたロリィタで、ゴシック調のを彷彿とさせるクールさがあるスタイルです。
ドクロや薔薇、コウモリや十字架などパンクテイストのファッションと一緒に描かれることもあります。画像はちょっと甘めに描いていますが、実際メイクもいっしょにすると、世界観がより際立ちます。
こちらのスタイルはモーニング娘。の道重さゆみさんがこの衣装を着ていらしたのを見たことがあります。ファッション雑誌は同じく『KERA!』です。
クラシカルな色味が特徴な『クラロリ(クラシカルロリィタ)』
『クラロリ』は、ロリィタの中でもやや控えめ。クラシカルな色調・デザインの服装なので年齢が高めのロリィタさんから人気がありました。
アースカラーを多く用いていて、パニエはあまり膨らませ過ぎないのが特徴です。一般の方から見ればあまりロリィタには見えないようです。
髪は自毛でのアレンジが多く、甘ロリのように結んだりすることはあまりありません。少女性というよりは、絵本の中にでてくる女性に近いファッションのイメージです。
ファッションモデルの深澤翠さんが着ていらっしゃるのを最近はよく見ますね。クラロリを扱うファッション誌は『KERA!』と『LARME』です。

クラロリファッションの時は「カーテンみたいな素材」と言われたこともありましたね(笑)今となっては懐かしいです。
小悪魔な印象でお馴染みの『姫系ファッション』
さて、一般の方にとってとても紛らわしい『姫系』と『ドーリー』についてもお話ししていきましょう。
『姫系ファッション』とは、露出の多めなガーリーテイストのファッションです。レースやピンクが多いことからロリィタとの類似性も語られましたが、全く別ものです。
ロリィタとの違いが分からない方も居らっしゃるようで、一般の方からロリィタファッションと誤解されたこともありました。
当時ガーリーなファッションで奇抜なものはあまり無かったため、珍しさからも大人の方から見て混同してもおかしくなかったのかもしれません。
見分け方の違いは肌の露出の多さやカジュアルさで、ロリィタとの一番の違いは「男性ウケするかどうか」だと思っています。

そういった経緯もあって、昔はロリィタファッションと対立しているような風潮もあったのですが…今となっては懐かしいお話です。
レースのミニスカートやリボンカチューシャを用いることがありますが、ギャル系ファッションの1つで益若つばささんがこのスタイルをしていました。
『小悪魔ageha』や『Popteen』に2010年前後に掲載されていた風合いのスタイルになります。
時代とともにロリィタと同化し始めた『ドーリーファッション』
あまり耳にしない『ドーリーファッション』ですが、2017年後から徐々に見られるようになっていきました。
10代後半~20代前半くらいの女子向けのスタイル。時代の流れとともに姫系が終わった頃に出始めました。
お人形のような少女性を追求しているところから、ロリィタファッションの思想と似通っている部分も多く、ファッションを兼ねる方も多い様子。
特徴としては、パステルカラーのワンピースにレースやリボンのスタイルだということです。ロリィタファッションとの一番の違いはパニエ(スカートを膨らますレース)を履いていないという点でしょうか。
また、あまり柄のあるスカートではなくシンプルな単色が多こと、黒とパステルが合わさっているのも特徴です。
2019年現在SNSのハッシュタグでは、こちらの『ドーリー』と『ロリィタ』が同時につくことも多くなっているので、両者はニアリーイコール(同じ系統)になっている流れがありそうです。
モデルさんはとしては菅野結以さんのイメージ。扱っているファッション誌は『LARME』です。

ロリィタOGのわたしから見ると、ドーリーとロリィタはこれからの未来にどんどん近くなっていくのではないかと思います。
ロリータ(ロリィタ)には色々種類がある❤
今回は、ロリータ(ロリィタ)について解説してきました。それでは復習しましょう。
興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてください。何かのイベントでお衣装として着るのも素敵です。この記事がいいね!と思ったらぜひブックマークをお願いします。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!